サイベリアンの飼い方|子猫〜成猫〜老猫の育てる方法

サイベリアンの飼い方|子猫〜成猫〜老猫の育てる方法

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ロシアで生まれたサイベリアンは、とても元気で力強くパワフルな猫です。

成長速度は他の猫種と比べるとゆっくりですが、成猫になると大きくしっかりとした体つきになります。

猫によって、最適な飼い方は変わるので、子猫から老猫までの育てる方法を紹介していきます。

迎えてから1週間

猫を迎えてから1週間はさまざまな細心の注意が必要となります。

初日から1週間の過ごし方についてシミュレーションをしておくと安心です。

準備しておくべきアイテムグッズ

準備しておくアイテムとあったら便利なアイテムは以下の通り

  • ケージ(子猫の場合や先住猫がいる場合は必須)
  • 猫用食器
  • 猫用トイレ
  • 毛布類

猫ちゃんは最初とても不安なので、ケージがあると便利です

下記で詳しく紹介しているので、参考にしてください

慣れるまではケージの中で生活してもらう

サイベイアンを迎えた当日は、まず自宅の環境に慣れさせることを第一に考えてあげてください。

怖がってたり慣れるまでまずはケージの中で生活させてあげるのがいいです。

ケージの中には、水とトイレを用意してあげてください。

季節が肌寒い秋冬の場合は、暖かい毛布も用意しとくのがおすすめです。

子猫の期間

猫はもともとよく眠る動物です。さらに子猫のときは睡眠がたっぷり必要です。

猫を疲れさせないようにあまりかまい過ぎずに寝ている時は邪魔をせず、ゆっくり眠らせてあげることが重要です。

また、子猫は好奇心旺盛なので部屋を探索します。

夜行性の動物でもあるため、昼間は寝てばかりいても夜は運動会のように走り回ったり、はしゃぐことがあります。

動くものを見るといきなり走り回ったり、とびつくこともあるので、子猫が届く範囲には危険な物を置かないように片付けておきましょう。

トイレを覚えさせる

猫は犬と比べて、比較的はやくトイレの仕方を覚えます。

猫用トイレを用意しても最初はどこにしていいのかわからない為、猫がソワソワしたり色んなところの匂いを嗅いでいたら、トイレにそっと連れてあげてください。

これを何度か繰り返すとその場所に行き排泄するようになります。

もし猫が以前使っていたトイレの砂があれば少し頂いて、今のトイレに混ぜてあげるとさらに早く覚えてくれます。

他の場所にしてしまった場合は、ティッシュ等で拭きとった後にそのティッシュをトイレに置いとくと効果的です。

食事のあげ方

猫のご飯は、バランスのとれた食事を与えるためには「総合栄養食」と表示があるキャットフードをメインに与えてください。

ご飯は一度に食べきらず、食べ残して少しずつ食べることがあります。

1日に与える量を決めて、数回に分けてあげるといいでしょう。

猫は偏食傾向が強いため、気に入ったフードだけ与えてしまうと他のフードに目も向けず栄養バランスが偏ってしまいます。

子猫のときにいろんなご飯を与えとくと安心です。

猫用のおやつは猫とのコミュケーション手段で、信頼関係を築くことができます。

ただおやつにはほとんど栄養がないことが多いので、与え方や量には注意しながら活用してください。

人間の食べ物は味が濃く、刺激が強いため、むやみに与えないことも大切です。

あると便利なアイテムグッズ

  • 猫用おもちゃ
  • 猫の草
  • 爪とぎ
  • キャットタワー

注意点

猫は爪とぎする動物です。ほっといてしまうと家中どこでも爪とぎをしてしまうため、猫用の「爪とぎ」を用意してあげてください。

元々、木などに爪をとぐ習性があり、爪を整えるのと自分の存在を示すマーキングの意志もあるといわれています。爪とぎの行為をやめさせることは本能的にできません。

爪とぎを用意して、そこで行うようにしつけることで、家の壁や家具に傷をつけることを防ぐことができます。猫はとても頭がいいので、しっかり覚えてくれます。

もし家具とかにしても怒らず、爪とぎがある場所まで連れて行ってあげてください。

大人の期間

サイベリアンが約3歳になると成猫となります。

成猫になっても子猫時代と変わらず、とても元気でパワフル!

その頃には、それぞれの猫の性格や行動パターンが分かるようになってきます。

ストレスを与えないことや適度な運動、バランスのいい食事に気をつけて、基本的には自由に過ごさせてあげることが大切です。

7歳を超えたサイベリアンは「シニア猫」と分類されます。

食事の管理やブラッシングなど、日々のケアに気をつけることが大切です。

コミュニケーションを大切にして、毎日のケアをしてこそ、些細な異変に気づくことができます。

健康で元気に生活が送れるように飼い主がしっかりケアをしてあげてください。

サイベリアンのかかりやすい病気と対策

ピルビン酸キナーゼ欠損症

ピルビン酸キナーゼ欠損症は遺伝性で、貧血を引き起こす病気。

ピルビン酸キナーゼという酵素が不足することで赤血球が壊れて、貧血を起こしてしまいます。

熱中症

サイベリアンは寒さには耐性がある反面、暑さには非常に弱いため、熱中症にとてもなりやすいです。

毛の密度が高くて、体温をだしぬくいため、暑い日にはエアコン等で温度を十分調整して気をつけてあげてください。

熱中症になると呼吸が浅く速くなる、食欲が低下するなど、最悪の場合は命に関わる病気となりますので、発症したらすぐに病院に連れて行きましょう。

肥大型心筋症

サイベリアンの遺伝的に「肥大型心筋症」という病気にもかかりやすいです。

肥大型心筋症とは、心筋が肥大して厚くなることで体全身に十分な血液を送れなくなり、血液の循環不全に陥る病気となります。

食欲がなかったり、運動しなくなった場合、呼吸が荒くなったら病院で診てもらいましょう。

サイベリアンを健康で長生きするには

バランスのいい食事に気を遣う

サイベリアンの平均体重は4~9kgほどで、他の猫と比べるとかなり大型で、フードの量も多い傾向にあります。

ただ、サイベリアンは太りやすいので、フードの上げ過ぎは肥満の原因にもなります。

筋肉質な体を維持するためには、タンパク質を豊富に含んだフードを適量与えてください。

猫の肥満は病気やケガにも繋がりますので、健康的な体重を維持させてあげるのは飼い主の務めです。

定期的なブラッシング

サイベリアンは長毛種ですので、毎日ブラッシングしてあげる必要があります。

毛の量が多いため、ケアをしてあげないと猫が毛づくろいした時に大量の抜け毛を飲み込んでしまい、毛球症になってしまう可能性があります。

日頃ブラッシングをすることで、コミュニケーションはもちろん、皮膚の異常や健康状態をチェックすることができるので、病気の早期発見のためにもかかさず行ってあげてください。

定期的に健康診断を受ける

サイベリアンがいつ、どのような病気にかかるかは分からないため、定期的に健康診断を受けることをお勧めいたします。

元気そうに見えても病気がいきなり進行していて余命わずか、というケースもあります。

毎日一緒にいる飼い主でも、猫の病気に気付くのは非常に困難です。

少しでも長生きしてもらうために、定期的に健康診断をうけて病気の早期発見と治療が欠かせないよう気をつけてください。

老猫の時期になったら少なくても年一回は健康診断を受けるようにしましょう。